Z世代の75%が「WEB会議ツール」で「ノートPC」を使う! NEC調べ

Z世代の75%が「WEB会議ツール」で「ノートPC」を使う! NEC調べ

新型コロナ禍でZ世代のPC利用が増加、75%がWeb会議でノートPCを使用

 NECパーソナルコンピュータは2月1日に、「Z世代」と総称される18~25歳の男女600名(学生:300名、会社員:300名)を対象に実施した、Z世代のPC使用実態に関する調査の結果を発表した。同調査は、1月19日~21日の期間に行われている。 Z世代に、新型コロナ禍でのデバイス利用の変化を尋ねたところ、PCを使用する頻度/時間ともに「増えた」という回答が61%を占めた。Z世代のうち、学生だけをみると、どちらも「増えた」という回答が80%に達している。  PCを使用する頻度/時間が「増えた」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「リモート授業・オンライン授業」(50%)がもっとも多く、「学習の補助(学習関連の検索など)」(24%)が3位にランクインするなど、学習環境でのPC利用が増加していることがわかった。2位には「動画、音楽、画像の視聴・閲覧」(46%)がランクインしており、スマートフォンよりも画面サイズの大きいPCが、エンタメコンテンツの消費にも活用されていることがうかがえる。なお、会社員に限定すれば、「動画、音楽、画像の視聴・閲覧」(52%)に続いて、「リモートワーク/テレワーク」(42%)がランクインしている。  Web会議ツールの実行で利用するデバイスとしては(複数回答)、「ノートPC」が75%を占めて最多となった。  Web会議にノートPCを利用する理由としては(複数回答)、「画面が大きいため資料が見やすい」「マルチタスクに向いている」といった回答が多く寄せられている。  オンライン授業/リモートワーク時に、ノートPCに求めることを尋ねたところ(複数回答)、「処理速度」(52%)がもっとも多く、「バッテリー駆動時間」(50%)、「起動の速さ」(45%)、「パソコンの軽さ(重量)」(42%)がそれに続いた。  新型コロナ禍が収束した後の働き方について尋ねた質問(複数回答)では、「自分の生活にあった働き方がしたい」(95%)が最多となり、以下「リモートワーク/テレワークが選択できると良い」(87%)、「オンライン会議がスタンダードになっていくと思う」(82%)が続いている。  今後、就職・転職先を選ぶ際に、リモートワーク制度の有無が重要となるかを尋ねたところ、70%超が「重要である」(「とても重要」「重要」「どちらかというと重要」の合計)と回答した。  自分専用のノートPCが必要だと思うかを尋ねた質問では、「自分専用のノートPCは必要だと思う」という回答が92%を占めている。  自分専用のPCを購入する際に、重視する点としては(複数回答)、「処理速度」(58%)、「バッテリー駆動時間」(49%)、「保存容量」(47%)が上位となった。  大学生活の必需品を、選択肢の中から3つまで選んでもらったところ、「ノートPC」(72%)を挙げる回答がもっとも多く、学生では83%、会社員では60%と、学生の方がPCの重要性を感じている。  自分にとって、PCとはどんなものかを尋ねた質問(複数回答)では、単なる学習や仕事のためのツールに留まらず、「なくてはならないもの」(91%)、「自分を豊かにするもの」(85%)といった、生活に根ざした存在である、とする回答が多く寄せられた。

最終更新:BCN

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